さくら守りの会イメージ写真

設立趣意書

錦帯橋は340年前に建設され、岩国市の重要な観光資源であるとともに、市民の誇りでもあります。
周辺に植えられた桜は「日本のさくら名所 100選」に選ばれ、歴史ある錦帯橋に文字どおり花を添え、錦帯橋とセットで、春には多くの観光客を魅了しています。
錦帯橋は木造であるがゆえ、定期的な掛け替えが行われていますが、一方の桜は、樹齢が高まり、病害虫の発生、生育障害など、将来の観光資源としては不安を感じられる状況となっています。

「桜切る馬鹿・・」「ソメイヨシノの寿命は60年・・」と言われている桜も、手入れを充分にすれば青森県弘前公園の桜のように、樹齢130年を超えても開花の美しさ保てる事がわかってきました。
そこでこのたび、植物の知識や園芸の技術を習得したメンバーを中心として、ここにボランティア団体「錦帯橋さくら守の会」を設立し、錦帯橋周辺の自然環境を守るとともに、桜の手入れ、育成事業に取り組むことになりました。

今後、地域から多くの人々の参画を得て地道な活動を続け、行政機関や民間の諸団体とも連携しながら、岩国市の桜と自然を愛する輪を広げていきたいと考えています。皆さまの積極的なご参加を切に願っています。

活動の様子

桜の病気の例

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錦帯橋さくら守の会