およそ800年以上前に、
瑞相寺は山口県柳井市にありました。
浄土宗総本山知恩院の直末で、
末寺末庵は30箇寺を超える本山寺院として
建立されたのが瑞相寺のはじまりです。
400年以上前に現在の岩国城下町の寺町に
移ってきました。
ご本尊阿弥陀如来は恵心作と伝わる
宇治平等院から移られた仏さまです。
現在の本堂は築330年以上になります。





- お念仏のみ教えを通じて自他の命を見つめ、
前向きな人生を歩んでもらう - 信仰や志でつながる自由で、誠実な付き合いをする
- お布施の金額は一切問わず、
現代の事情に合った真心のこもった供養をする - 伝統と革新の融合でお寺の持つ可能性を追求し、
地域や社会の問題に取り組む - 瑞相寺が永代に渡って存続できるように、常に進化し続ける
- 瑞相寺について
- 岩国開山
- 慶長10年(1605年)
長蓮社圓誉上人龍公大和尚 - 開基
- 岩国藩初代藩主 吉川広家公
- 宗派
- 浄土宗
- 宗祖
- 法然上人
- 総本山
- 知恩院
- 本尊
- 阿弥陀如来
- 脇侍
- 観音菩薩 勢至菩薩
- 両脇
- 瑞相寺三十三観音
- 現本堂
- 天和2年(1682年)建立
安政6年(1859年)改修
八間四面総けやき
瑞相寺の特長
一切のご寄付なしで境内・施設・墓地改修、第二本堂建立、駐車場増設、
すべてのリノベーションが堂々完成
負担がかからない
すべての檀信徒の方に護寺会費・年会費・管理費・寄付・戒名料等はいただきません。
お布施の金額は自由
経済的な事情がある方は、無償で葬儀・永代供養・納骨・その後の供養を承りますのでご安心ください。社会福祉機関や医療機関の方もお気軽にご相談ください。
アクセス抜群
空港・新幹線・高速道路からのアクセスも抜群で、遠方のご親族や後継者の方も気軽に立ち寄っていただけます。
自由なお付き合い
過去の宗旨宗派・友人どうし・おひとりさま・内縁関係・兄弟姉妹・LGBTQ・国籍・経済状態などは一切不問です。
バリアフリー
駐車場も完備しており、平地にあるので、どなたも気軽に参拝できます。365日お参りの方が絶えず、お散歩がてら1日に3度お参りされる方もいらっしゃいます。
生きるためのお寺
生前申し込みからエンディングサポート、そして死後も永代に渡りケアいたします。
800年以上の歴史
錦帯橋から歩いてすぐの城下町岩国に根差した、歴史・伝統・格式のあるお寺です。中国地方でも有数の規模を誇ります。
新たな会員制度
既存の檀家制度をアップデートした「瑞相寺さくらの会」を発足しました。年間100組以上の方がご加入されています。

瑞相寺の由緒
正治元年(1199年)現山口県柳井市に性真上人が庵を結び、明応9年(1500年)には、前将軍足利義稙が庵に投宿しました。
永正13年(1516年)法誉祐西上人が宇治平等院より、本尊阿弥陀如来を奉じて柳井瑞相寺を開山します。
慶長5年(1600年)岩国藩の初代藩主である吉川広家公が雲州富田(現島根県)から岩国にお移りになり、城下町を整備されました。柳井市から多くの人を連れ、柳井町(現岩国1丁目)を作りましたが、菩提寺がありませんでした。
慶長10年(1605年)柳井瑞相寺の第五世圓誉上人が、宇治平等院より奉じた恵心作と伝わる本尊阿弥陀如来、観音勢至両菩薩とともに岩国の地にお移りになり、総本山知恩院の直末にして、末寺を多数擁する城下町の本山寺院として、瑞相寺が建立されました。
開山圓誉上人は、元々宇治平等院の住職です。久留米市の浄土宗大本山善導寺に参詣の際、難風に会い、柳井市に立ち寄られた所、人々の願いで瑞相寺の住職になられました。その後岩国の地にお移りになり、瑞相寺を開山されました。




瑞相寺三十三観音

瑞相寺三十三観音について
宝永2年(1705年)
吉川元春公の守本尊の脇侍として、当時の檀信徒によって奉納されました。
明治26年(1893年)
建立された観音堂に、秘仏として安置されていましたが、その後は本尊裏に遷座されました。
平成24年(2012年)
先代住職教誉上人の発願で、御開帳がされました。普段お厨子は閉まっていますが、特別な法要の際御開帳されます。